精神に障害をもつ患者さんの社会復帰については複雑な要素が関与しています。単に在宅復帰や就労を目標とするのではなく、その患者さんのハンディ・キャップ、人生観、ご家族等の個々の状況に応じた治療を心がけております。 初代院長 藤沼文雄は「患者さんと共に暮らす」をモットーとしてまいりましたが、例え患者さんと生活を一緒にしなくても、同じ人生を共有できる事が重要と思います。精神科病棟については、「暗く冷たい」イメージを払拭すべく、 構造的にも採光を重要点と致しました。明るいデイ・ルームから広がるのは芝生の庭、その向こうには果樹が植えてあります。
神経内科は主に外来診療として、パーキンソン病、脊髄小脳変性症変性疾患など変性疾患と脳梗塞、脳出血など脳血管障害を診察致します。また、脳血管障害の基盤となるような生活習慣病に対しても、内科follow致します。 一般内科については、入院中の患者さんの身体管理はもちろんですが、地域住民の方々の外来診察のご依頼につきましては、極力 ご協力申し上げたく存じます。